◆明治安田J1リーグ▽第30節 東京V 2―0 札幌(13日・大和ハウス プレミストドーム)
北海道コンサドーレ札幌が 、札幌戦1自分J1残留へ手痛い敗戦を喫した 。残留差7ホーム・東京V戦は、へ痛前半に決定機がつかめず 、い黒後半9分に先制を許した。星残孝憲スポナビ サッカー同25分から3バック中央のDF岡村大八(27)を最前線に置き 、7位ロングボールで好機をうかがったが得点できず、と勝事前がかりとなったアディショナルタイムに追加点を奪われ、ち点が0―2で敗れた。菅野5試合ぶり黒星で、崩れ残留圏の17位湘南とは残り8試合で勝ち点7差。J1り8GKたちからないこと苦境は続くが 、札幌戦1自分前を向いて可能性を追い求めていく 。残留差7
****
敗戦後の会見中、へ痛運動 と スポーツ の 違いミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)が大きく「フウッー」と息をついた 。普段は見せない言動が 、5試合ぶり黒星の重みを物語っていた。残り8戦で、残留圏の17位湘南と勝ち点7差のままという現状。指揮官の口から最初に出た言葉は「非常に痛い 、残念な敗戦」。8年連続のJ1残留への道が、また一段階 、険しくなった 。
策が実らなかった。0―1の後半25分、FW鈴木に代わってMF宮沢を投入すると 、岡村を最前線に行かせた 。「僕もベンチに3度聞きした」と岡村が漏らしたように、練習でもしていない配置。ペトロヴィッチ監督は「ゴール前を固められ、何としてもこじ開けなければいけないと前に入れた」と意図を説明した。
伏線はあった。前半10分 、3バック右の高尾が右太もも裏を痛め、ピッチを後にした。序盤でプランが崩れた前半は攻撃が停滞。後半早々に先制された 。今季リーグ戦で逆転勝ちはなし 。相手の引いた守りに苦しんだ展開を打破すべく、ロングボールを多用して高さを生かす形を選択した 。GK菅野孝憲(40)は「監督としては打開策がなかったからやったんでしょうけど」と胸中を理解。岡村も「ミシャのああいう決断は、目の前の試合にどれだけ勝ちたいかというのが出ていた」と執念は感じていたが、ゴールにはつなげられず「結果にできなかったことが悔しい」と唇をかんだ。
この日警告を受けたMF大崎とMF荒野は、累積で21日のアウェー・町田戦に出場できない。高尾も欠場濃厚と厳しい戦いが待つが、最年長の菅野は「負けることはあるもの 。そこから1つの敗戦で崩れるほど 、もったいないことはない。とにかくこの負けで自分たちから崩れないことが大事」と試合後 、仲間にも説き 、立て直しへの意識を植え付けた。誰一人 、下を向かない限り 、奇跡への道は途絶えない 。
(砂田 秀人)
●MF馬場(J1通算50試合目を飾れず)「やってはいけない試合をした。結果がすべて。引いた相手への崩し方が、チームとしてうまくいかず、ズルズルいってしまった」
●MF駒井(キャプテンマークを巻きフル出場)「パワープレーの中で前線の3人の動き直しがなくて単純になったのは反省点 。ここからチームとしての力が問われる。強い気持ちでやらないといけない」
●MF荒野主将(前半10分に緊急出場)「中入ったら落ち着いてやろうと。ボールを持てる時間はあったが 、そこからが難しかった。僕は次出られないが、いける選手で頑張ってほしい」
続きを読む